パチンコ道

パチンコを楽しむ。パチンコに情熱を捧げる。どんな結果も受け入れる。それがパチンコ道である。

負け=不幸ではない。思考と状況を切り離す

「ニュー・アース」(エックハルト・トール)より

パチンコ風に引用

 

あなたのなかに不幸が存在するなら、まず自分のなかの不幸を認識する必要がある。だが「私は不幸だ」とは言ってはいけない。不幸とは、あなたそのものとは何の関わりもない。だから「私のなかに不幸がある」と言おう。そして、それを観察する。あなたのパチンコの負けが不幸と関係しているのかもしれない。負けを捲ったり、何かで埋めるには行動が必要かもしれない。自分にできることが何もなければ、その事実を見つめよう。「パチンコに負けた。これをそのまま受け入れるのも、それで惨めになるのも自分しだいだ」。

 

不幸の第一原因はパチンコの負けではなく、それについてのあなたの思考なのだ。自分の思考をきちんと観察しよう。思考を状況と切り離そう。こちらにはそれについての自分の思考がある。物語をつくりあげたりせずに、事実とともに留まってみよう。たとえば「私はヒキが弱い」というのは物語だ。物語はあなたを限定し、効果的な行動を妨げる。「財布に二千円残っている」というのは事実だ。事実と直面すると、必ず力が湧いてくる。だいたいは自分の思考が感情を生み出すということに気付こう。思考と感情のつながりを観察しよう。思考と感情になりきるよりも、それを後ろから観察して気付く存在になること。

 

幸せを探してはいけない。探したら、見つからない。探すというのは幸せのアンチテーゼだからだ。幸せはつかみどころがないが、不幸からの解放なら、物語をつくりあげずに事実と堂々と向き合うことによって、たったいま実現できる。不幸は真の幸せの源である安らぎや満足という本来の状態を覆い隠してしまう。